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実例:土地確定測量・実測実例:土地確定測量・実測

 福岡市内で、地積が418㎡の土地の確定測量・実測の依頼を受けました。地主さんは、1年半ほど働いた職場の同僚でした。以下、詳しく説明します。

土地確定測量・実測

 現地は、4筆の土地が一体となって駐車場として使用されていました。その中の1筆でした。
 隣接地の空港用地は、昭和55年に境界協議は行われていましたが所有者も変わっていますので、再度空港も含め全て境界協議を行うことにしました。空港用地側には道路に福岡市の金属標、河川側と途中の折れ点にはコンクリート杭が設置してありました。奥の河川側には、2点コンクリ-ト杭がありました。
 前面の市道側の1点を復元する確定測量・実測でした。市道管理者の福岡市と、隣接する民地との境界協議も当然必要です。そのころ担当区役所が忙しくて、申請を出して立会まで1ヶ月待ちくらいの状況でした。
 それだけでしたら簡単なことですが、問題は4筆の土地が一体となって駐車場として使用されていて、どこがどの土地か境界がはっきりしないところでした。結局は、4筆分全部合計1800㎡の測量をし、それぞれの地積が確保されるよう画地調整をしなければなりませんでした。
 県からの河川側の杭の座標は、日本測地系で教えていただきました。世界測地系の座標に変換して比べてみたら、20cm以上ずれていました。河川側の杭の位置関係は一致したので、日本測地系の座標差を求め、世界測地系に直して、それを根拠に調整しました。
 他の3筆の地権者様には、事前に報告しておいた方が後の紛争防止のため良いと思い、挨拶と説明のために訪問しました。土地の面積は確保できますと報告し、了解をいただきました。1本だけズレが大きくおかしいと思っていた河川側の杭は、その一人の地権者の方が、折れてころがっていたから大体の位置に埋めたと聞き納得しました。
 さらに悩んだのは、現地が法14条地図で、測量して作成した図面を地図に重ねてみると、河川側が全部50cm前後西側にずれていました。そこで原因調査のため、付近の1区画全部4000㎡以上も点検のために測量しました。1区画全体の形状は地図と一致しましたが、やはり河川側の筆界だけ全体的に西側にずれていました。調査を進めると土地改良事業の図面には、かなり一致しました。そこで、この地区はマイラー地図調整のときにズレが生じ、そのまま電子的に地図が調整されたものと推測できました。
 最終的に、この4筆の土地は空港用地に挟まれていて、その両側が確定していますので、その中での調整を行いました。
 街区基準点はそばにはありませんでしたが、川を隔てた対岸には福岡市の街区基準点が設置されていました。設置したトラバースから、川幅80mと対岸に渡るための橋まで100m以上を合わせて400m以上を歩きました。器械点を変えるたびに、測量器械や1素子ターゲットを運ぶため、何回も行き来しました。器械点6点の、結合トラバース測量を世界測地系で行いました。
 市道には市の境界標を、丈夫になるように民地側からも金属標を、2枚向かい合わせて埋設しました。事前に、自動車が出入りする所ですから、少しコンクリートの表面を堀り削り金属標の上面が揃うように埋設しました。

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